2008年6月。マクロビオティック開始から一年二ヶ月。
親知らず抜歯から二ヶ月経ち、歯ぐきも、完全ではないもののようやく固くなってきて、少しずつ固形物を食べられるようになってきた。
↑玄米粥、梅干し、胡麻、もろみべったら漬け、海苔(2008.6.23)
まだ粥ではあるものの、前はこれをさらにハンドミキサーでペーストにしていたのだ。玄米の粒があるだけでもありがたい。
もろみべったら漬けは、漬物としてはサクサクととても柔らかい部類なので、これもなんとか食べられた。
ペーストではなくなった途端に、食物が俄然美味しくなった!
↑ごぼう汁ペースト、かぼちゃのせ(2008.6.23)
柔らかくゆでてあるとは言え、まだ根菜類を噛めるほどではなかったため、ごぼう汁は相変わらずペーストだった。
だが、ペーストにする直前、かぼちゃだけ取り分けて上にのせた。かぼちゃならなんとか食べられた。
すべての野菜をぐちゃ混ぜにしてペーストにして食べていたのを、かぼちゃだけでもその歯触りや味わいを楽しめるようになったのは、とても嬉しかった。
だがこの「少しずつ噛めるようになってきた」という喜びが、翌月の暴走と失敗を招いてしまう。
(「暴走、失敗、抜歯、暴走を経てスナック菓子から離脱~マクロビオティック実践記12」に続く)