2008年2月。マクロビオティック開始から10ヶ月。
↑玄米ご飯(梅干し、ごま)、ごぼう汁(2008.2.11)
食事内容はほとんど変わらずに高水準を維持していた。白砂糖も意識して避け続け、なんとか欲望を抑えたまま経過していた。
2008年2月。マクロビオティック開始から10ヶ月。
↑玄米ご飯(梅干し、ごま)、ごぼう汁(2008.2.11)
食事内容はほとんど変わらずに高水準を維持していた。白砂糖も意識して避け続け、なんとか欲望を抑えたまま経過していた。
私は油断した。今だったら、少しくらい変なものを食べても大丈夫だ。7号食を実践してから三ヶ月。ずっと節制してきたではないか。欲望も、もう猛ってこないはずだ。
ちょうど、大学時代の友人の結婚祝いにランチをご馳走することになっていた。披露宴に招待されたのに出席の返事ができなかったので、せめてもの埋め合わせを……と思ったのだ。
私は、友人を連れて行く店として有名なフレンチレストランを選んだ。フレンチなら見た目も華やかだし、きっと喜んでもらえると思った。
だが、フランス料理のフルコースといえば、マクロビオティックの反対を行くような内容。肉あり、果物あり、もちろん砂糖あり、アルコールあり。それでもいいと思った。何ヶ月も清く正しく生きてきて、一日くらい無茶をしたって、どうってことない。
そう高をくくっていた。
だが私の精神は、まだそこまで強くなりきっていなかった。友人とランチをしたその日から、もののみごとに肉や砂糖、アルコールへの欲求がぶり返してきたのだ。
その波に飲まれ、ガタガタと精神の張りが崩れ、私は、白砂糖入りの缶チューハイやハンバーガー、スナック菓子をまた食べるようになってしまった。
「ちょっとくらいいいよね」が止まらない。だが、そうやって白砂糖を摂ったせいもあるだろう。斜めになって生えかけていた親知らずが虫歯になってしまった!
舌で親知らずに触れ、虫歯を確認したとき、魂が抜けるかと思うくらいの衝撃が走った。抜歯するようにと、九年前から歯医者に言われていたのに逃げ回っていたのだ。
虫歯になっては、抜くしかない!
踏んだり蹴ったりだが良い知らせもあった。生理が2ヶ月以上ぶりに復活したのだ。しかも久々にやって来てくれた生理は、痛みをほとんどともなわなかった。
元々生理痛はそんなに重たい方ではないが、一日目は立っているのもだるく、ソファーでぐったりすることも多かった。
それが、下腹部の張りや少しの重さはあるものの、気にせず日常生活を送れるくらい楽なのだ。
生理が来なかった間、体の中で一体何があったのか知らないが、マクロビオティックのおかげでもたらされた変化には違いないだろう。
以降、生理は32日周期で安定して毎月来るようになった。
(「歯の恐怖で心ここにあらず~マクロビオティック実践記8」に続く)
「マクロビオティック羅針盤」運営者の遠藤です。
当サイトでは、マクロビオティックを初歩からQ&A形式で解説しています。
マクロビオティック的に最もお勧めしたい献立「おにぎり・ごぼう汁定食」について「栄養学からも検証済み! 失敗しないマクロビオティック献立は?」で解説しています。
他に、メインブログとして「健康探究ブログ」を運営していますのでよろしければ遊びにいらしてください。
北海道旭川市在住。お茶の水女子大学卒業。
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