六花山荘:内容変更のお知らせ
六花山荘は2023年にメニューやシステムが変更されました(詳しくはこちらの記事参照↓)。
2018年のリニューアルで一度「メニュー固定・予約不要」になっていたのが、2023年に「メニューは時期ごとに変更あり・要予約」に戻った形です。
下記記事は六花山荘リニューアル前(最初期の頃)の内容となっていますのでご留意ください。
六花山荘・5月
2012年10月に初めて行って以来、七ヶ月ぶり、二度目の六花山荘です。
↑五月の初め。ふきのとうが顔を出し春の訪れを感じるものの、山肌にはまだ雪が残っています。
予約時間まで別室で待つ
↑この日は13:30に予約をしていたのですが、店に着いたのが13:15頃で少し早かったため、席が空いておらず、その間、食事スペースの奥にあるこの個室で待つことに。
↑こんな個室があったとは知りませんでした。天井には独特の文様が描かれ、お洒落な雰囲気。
居心地の良い空間だったので待つのが苦になりませんでした。十分ほどして、ちょうど13:30になった頃、席が空いたとのことで食事スペースへ移動。
今回は窓側
↑前回は、窓側と山側の二列あるうち山側で、少し窓が遠かったのですが、今回は窓側の席に案内されました。曇り空ですが、広々とした良い眺めです。
↑まず熱々のほうじ茶。
↑そしておしぼり。
↑氷入りの水もちゃんとありますよ!
豆おこわor帆立おこわ
その後、店員さんに「これからおこわが出てくるが豆おこわと帆立おこわのどちらが良いか」と聞かれ、「豆おこわ」を希望。
実はこの「豆おこわ」と「帆立おこわ」は、冷凍食品として六花亭で売られているものなんですよね。だから味は知っていました。
「帆立おこわ」は炊き込みご飯のような味で、おかずがなくても美味しく食べられます。逆に言うと、おかずがあるときに合わせて食べるご飯としてはちょっとしょっぱいんですよね。
ですから、おかずと一緒に美味しく食べるには、うっすらとした塩味の「豆おこわ」の方が適しています。
最初の四品
↑そして運ばれてきたのがこちらの四品。「豆おこわ」、「玉ねぎ、じゃがいも、天かすの味噌汁」、「きんぴらごぼう」、「きゅうりの甘辛し漬け」。味噌汁とおこわはおかわり自由です!!
↑「豆おこわ」は豆がたっぷりほくほくで、これだけ食べても満足できます。
↑「玉ねぎ、じゃがいも、天かすの味噌汁」は、新玉ねぎが柔らかく美味しい。天かすのおかげでコクが出ているのですが、この日はこれが一日で初めての食事だったので、ちょっと油っこさが胃に厳しい……。
おかわりの際は、天かすを抜いてもらいました。
↑「きんぴらごぼう」は、甘めの味付け。細切りのごぼうが食べやすかったです。
↑「きゅうりの甘辛し漬け」はいつもの定番。二人前が一皿で出てきて、取り分けて食べるようになっています。これも、なかなかご飯の進む味付けで、箸休めに良いんですよね。
メンチカツと帆立フライ
↑次に来たのは「長芋と鶏肉のメンチカツ&帆立フライ」。醤油とソースの小瓶が出てきて、好きな方をかけて食べます。付け合わせのキャベツにはマヨネーズの風味がきいたマスタードドレッシングが和えてありました。
↑サクサク、熱々で美味しかったです!
ビーフシチュー
↑メインディッシュはこちら。「ビーフシチュー」です。
ケチャップ味が強く、ハヤシライスのルウっぽい感じで、白ご飯が欲しくなるような味わいでした(笑)。牛すじ肉はよく煮込まれていてほろほろでしたよ。
取り放題の厚焼き卵
↑そして! 前回同様、店員さんが、トレイにずらりと載せて運んできてくださったのが厚焼き卵。
好きなだけ取って良いとのことで、前回はお腹がいっぱいで一個しか食べられなかったので、今回は二個いただくことにしました。
この甘めの卵焼き、好きなんだよなあ~。
バームクーヘンとコーヒー
↑ラストはデザート。「チーズケーキ」か「バームクーヘン」から選べるとのことだったので、「バームクーヘン」をチョイス。飲み物は「コーヒー」にしました。
本当はチーズケーキも好きなのですが、カンパーナ六花亭で食べた六花亭のチーズケーキが、あんまり私の好みではなかったんですよね。だからバームクーヘンにしたのですが、この選択、間違っていませんでした。
甘すぎず、しっとりしたバームクーヘンで、生クリームとともに食べると美味しかったです。苦めのコーヒーも合っていました。
こうして、温かな接客を受けながらじっくりゆっくりと六花山荘での時間を過ごし、満足して帰路に就いたのでした。やっぱりこのお店、富良野でのランチにはとてもおすすめだなあ。
最初のお盆に載って出てくる三品が良いですよね。小洒落た和食という感じで。料亭の会席コース等で一番最後に出てくる「食事」にあたるものが最初に出てくる感じです。ご飯とともにおかずを食べられるのが良いです。
真っ白な布のクロスは清潔感満点。そして相変わらず思いやりにあふれた接客です。六花亭の精神が生きています。こちらから言わなくても「おかわりはいかがですか?」と聞いてくださるのが最高です。
あの温かみに触れたくてまた行きたくなる……そんな店。料理の味には好みがあるでしょうが、居心地の良さだけは保証できます!