2002年に行われた有機栽培オーガニックコットンとの比較検査により、ダイオキシン類や有機塩素系農薬類について同等の安全性が確認されているネル生地が使用されています。 (参考:「白うさぎの布ナプキン くらしを耕す会」)
滑らかな毛布のような、温かい生地です。もこもこしているようですが、つけてみると意外に違和感がありません。布ナプキンをつけていることをうっかり忘れるくらいです。フィット感のある生理用ショーツなどを履けば、アウターにもひびきません。
Lサイズがおすすめ
Lサイズは、「多い日の夜でも安心!」という感じの大きさです。大は小をかねるというのはナプキンにも言えると思うので、このサイズは必ず用意しておいた方が良いと思います(私はLサイズしか買っていません)。
多い日に基準を置けば、大体3時間おきごとの交換が必要になる(個人差はありますが)ので、1日に6枚は使うことになります。ですから、最初に最低でも6枚は購入しておくことをおすすめします。
(私は現在、合計10枚の白うさぎ布ナプキンを持っています。最初は5枚だったのですが、5枚だと「取り替え、洗濯、乾燥、使用」のローテーションがとても慌ただしかったです。10枚あると、わりと余裕を持って使えます)
綿の油脂を取って吸収力を高めるため、鍋で煮沸し、乾燥させてから使い始めます。
布ナプキンの折りたたみ方
ショーツに固定して使用
こうして折った白うさぎ布ナプキンを、ショーツにあてがって使用します。
何の固定もないので、お手洗いに行ったときには落とさないように気をつける必要があります。安全ピンで前方をショーツに留めたり、ホルダーにセットして使うという方法もあります(私はホルダーを使用しています)。
経血量が特に多い日は、三~四つ折りにした布ナプキンを二枚重ねにすると安心です。下に敷いたナプキンはそのままで、上のナプキンだけ変えていきます。少し厚みがありますが、ぴったりとした生理用ショーツを履けば気になりません。
布ナプキンの洗い方
使用後の布ナプキンは、独特の手順を踏んで洗うことになります。(外出先では使用済みのものを持参したビニール袋に入れ、血液が乾かないよう水で軽く湿らせておき、帰宅してから本格的に洗います)まず、洗面器やボウル、バケツに水を張り、アルカリウォッシュというセスキ炭酸ソーダ(重曹と炭酸塩の中間の物質)をほど溶かします。(重曹でも問題ありません)
浸け置き時の匂いが気になる方は、ティーツリーオイルなどの爽やか系エッセンシャルオイルを垂らしておくと、芳香効果に加え殺菌効果もあって良いですよ。
追記:布ナプキン浸け置き容器として、その後、フタ付きホーローバケツ(レビューはこちら)を購入しました。ホーローバケツ、使い勝手が良く便利です。
- メイドインアースの三つ折り布ナプキン(オーガニックコットン製)
- すいーとこっとん防水ホルダー(布ナプキンを固定するホルダー)
- 野田琺瑯フタ付きホーローバケツ(布ナプキン浸け置き用)
- 【コラム】布ナプキン初めて体験記~自分に手間をかける感じが良い。そして実用的・経済的。