【コラム】歯磨きにも合成界面活性剤（ラウリル硫酸ナトリウム）が入っていると知った衝撃

歯みがきにも石油系合成界面活性剤が使われているということを知ったのは、わりと最近のことです……。口の中に入れるものに合成界面活性剤というのは意外と盲点でした。

でも使われているんですよね！　それも、ラウリル硫酸ナトリウムとか、台所合成洗剤なみに強烈なやつが！

けれど自分の使っているものには入っていないはずだと、なぜか思いこんでいました。薬草がたくさん入った、いかにも歯ぐきに良さそうなものだったので。

歯みがきの成分をよくよくチェックして、合成界面活性剤が入っていたことを知ったときの脱力感たるや……。

シャンプーや石鹸、基礎化粧品に至るまで「合成界面活性剤無添加」のものを選んで使ってきたのに、口の粘膜から合成界面活性剤を吸収していただなんて～。

でもがっかりして終わっている場合ではない！　私は早速、合成界面活性剤の入らない歯みがきを探し、そちらに移行しました。

すると、目に見えて歯ぐきが健康になってきたのです。引き締まってきたというか。泡立たない分よく磨けるからでしょうか、歯の汚れもすっきりと取れるようになりました。つるっ、キュッ！　という、さっぱりとした口内になりました。

本当は歯みがき粉なんてつけなくても、塩や水だけで十分に磨けると言われているくらいなんですからね。合成界面活性剤の泡には頼らず、歯ブラシと無添加歯みがきでシンプルに歯垢を取り除き、歯と歯ぐきを健康に保っていく努力をしたいと思います。