寿司飯(すし飯)
酒と昆布で炊きあげた香りの良い熱々ご飯に寿司酢をかけてなじませ、美味しい寿司飯を作りましょう。寿司酢は自然派でお勧めのものがあり、それを使うと楽ですが、手作りする場合のレシピも紹介します。梅酢を使用した寿司飯のレシピも掲載。寿司酢を使えば寿司屋っぽく、梅酢を使えばあっさりと仕上がります。
(調理時間:一時間半)
作り方
【1.寿司酢使用の寿司飯の作り方】
- 米三合を研ぎ、「規定量の水(通常のご飯がうまく炊ける水加減)+15ml(大さじ1)の水(昆布に吸水される分)」を入れたら、そこから150mlの水をすくって捨て、酒を50ml入れる。(*)
- さっと水で洗った(濡れぶきんで拭いた方が丁寧ではある)昆布(10cm×5cmくらいに割ったもの)を割り入れ、炊く。
- 炊きあがったら昆布を取り除き、飯をボウルなど別容器に移し、そこに寿司酢を入れ、しゃもじで飯を切るようによく混ぜる。
- 全体にすし酢が行き渡ったら、照りを出すためにうちわで扇ぎながら(または扇風機の風を当てながら)さらにしゃもじで混ぜる。飯の温度が人肌ていどにまで下がったら完了。
- 米三合を研ぎ、「規定量の水(通常のご飯がうまく炊ける水加減)+15ml(大さじ1)の水(昆布に吸水される分)」を入れたら、そこから110mlの水をすくって捨て、酒を50ml入れる。(*)
- さっと水で洗った(濡れぶきんで拭いた方が丁寧ではある)昆布(10cm×5cmくらいに割ったもの)割り入れ、炊く。
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炊きあがったら昆布を取り除き、飯をボウルなど別容器に移し、梅酢と水を混ぜたものを入れ、しゃもじで飯を切るようによく混ぜて冷ます。(以下の写真では昆布は取り除かずそのままにしてある)
- 材料(酢、粗糖、塩)をすべて小鍋に入れ、弱火にかけて木べらで混ぜながら煮溶かす。溶ければ火からおろし、鍋ごと水につけて冷まして完成。
ワンポイントメモ
・(*)最初に捨てる水は、その後に入れる「酒+酢(寿司酢・梅酢」に置き換わる。水を捨てないと、ちょうど良い水加減に酒と酢が追加されることになり、ご飯がべちゃべちゃになる。
・玄米のみでは食べにくいという場合、「玄米2合・胚芽米(or分つき米)1合」の割合にすると銀シャリの感じに近くなる。すべてを胚芽米にするのも良い。 【関連コラム】
・初めての「梅酢で寿司飯」体験記(梅酢すし飯を初めて作ったときの経緯と、味わいの感想)
・玄米のみでは食べにくいという場合、「玄米2合・胚芽米(or分つき米)1合」の割合にすると銀シャリの感じに近くなる。すべてを胚芽米にするのも良い。 【関連コラム】
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