マクロビオティック料理レシピ

干し大根、椎茸、小豆のスープ マクロビオティック料理

干し大根、椎茸、小豆のスープ食養療法対応

腎臓にたまった脂を溶かす効果があるそうです。ちょっと苦みばしった、いかにも脂肪を溶かしてくれそうなスープですよ。一日に、小さなカップ1杯ほど飲みます。(基本的には具をこし、汁だけ飲みますが、具を一緒に食べてもOKです)
材料(できあがり量600ml程度分)

※野菜は国産・有機栽培が前提
※リンク先で食材の詳細を説明しています。

切り干し大根…水に戻したもの60g
小豆…40g
干し椎茸…水に戻したもの20g
・水…720ml(全材料の5~6倍量)
作り方
  1. 小豆は一晩水に浸けておく。切り干し大根は乾燥状態で30g程度をさっと水洗いしてから5分ほど水に戻し、1㎝幅に切る。干し椎茸は水で戻して粗みじん切り。
    干し大根、椎茸、小豆のスープ材料-マクロビオティック料理
    ↑切る前の材料を並べたところ
  2. 小鍋に材料を入れ、水を注いで火にかけ、煮立ったらごく弱火にしてフタをし、30分ほど煮出す。(具をあとで食べたい場合は、小豆が柔らかくなるまで一時間ほどは煮てください
    干し大根、椎茸、小豆のスープ煮出したところ-マクロビオティック料理
  3. 汁だけを器に注ぎ、完成。おたまで切り干し大根をギューッと押し、汁を採取することも忘れずに。
(参考:久司道夫著『マクロビオティック健康法』p.198)
ワンポイントメモ
・水の量が少ないので、なるべく小さな鍋を使った方が良いです。

・汁だけでなく、具ごとよそって食べてもOK。そのとき、味がないのが辛ければ、醤油と塩少々で味付けると食べやすくなります。

・汁だけ飲んだ場合は、鍋に残った具を「即席切り干し大根の煮物」にしてしまいます。鍋を火にかけごま油を小さじ1ほど入れ、具を軽く炒めたら、昆布だし汁大さじ1、醤油大さじ1を加えて混ぜてできあがり。
干し大根、椎茸、小豆のスープ。鍋に残った具-マクロビオティック料理
↑鍋に残った具を調理。
干し大根、椎茸、小豆のスープ。鍋に残った具で切り干し大根の煮物-マクロビオティック料理
↑醤油がきいた、ご飯の良いおかずになる即席煮物の完成。

・椎茸(水で戻した状態で)、小豆、切り干し大根(水で戻した状態で)を、重量比1:2:3の割合で用意します。水は、材料の全重量の5~6倍です。

・もし飲み切れなければ、味噌汁のダシとして使うと良いです。

(余談ですが実はこのスープ、一度目は作るのに失敗しています。そのときのことについて詳しくはマクロビオティックコラム『曖昧レシピで謎のスープ』参照)

(2008.10.29)
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