原材料
さとうきび
特筆ポイント
・化学的精製、精白処理、色彩調整は一切おこなわれていません。
・原料糖を漉し、煮詰めて乾燥させたものを粉砕してそのまま袋に詰めています。
・サトウキビの持つミネラル分をほどよく残しています。
(例:100g中のカルシウム量→黒砂糖140mg / 古式原糖75.3mg / 三温糖6mg / )
・原料糖を漉し、煮詰めて乾燥させたものを粉砕してそのまま袋に詰めています。
・サトウキビの持つミネラル分をほどよく残しています。
(例:100g中のカルシウム量→黒砂糖140mg / 古式原糖75.3mg / 三温糖6mg / )
使用した感想
マクロビオティックにおける粗糖(砂糖)については色々と考えてしまいますが(参考:マクロビオティックQ&A『なぜ白砂糖が好ましくないのか?』)、甘味を一切使わないというのも窮屈さを感じるものです。
砂糖に栄養を求めなくても良いかもしれないけれど、どうせ摂るなら少しでもミネラル豊富な方がいいな……なんて思いを叶えてくれる一品です。
さとうきび汁由来の原料糖を漉して煮詰めて乾燥させただけというシンプルな製法も安心感を与えてくれます。
匂いなどのクセがないのも良い点です。どんな料理にも合い、お菓子作りにも使えます。固まりにくく、サッと溶けやすく、使いやすさも抜群です。
そこで、
1.さらさらとしていて固まりにくく使いやすい
2.クセがなく料理の味を変えない
3.栄養豊富
4.未精製
これら4点を合わせて考え、うちではメインの甘味料として 創健社 古式原糖を使っています。
栄養豊富
中でも創健社 古式原糖において一番の特長であると思うのは、栄養豊富であるという点。100g中、リン1.3mg、鉄1.3mg、マグネシウム8.85mg、カルシウム75.3mg、カリウム84.7mgなど、砂糖類の中ではダントツのミネラル分を含んでいます。砂糖に栄養を求めなくても良いかもしれないけれど、どうせ摂るなら少しでもミネラル豊富な方がいいな……なんて思いを叶えてくれる一品です。
さとうきび汁由来の原料糖を漉して煮詰めて乾燥させただけというシンプルな製法も安心感を与えてくれます。
匂いなどのクセがないのも良い点です。どんな料理にも合い、お菓子作りにも使えます。固まりにくく、サッと溶けやすく、使いやすさも抜群です。
(黒砂糖の独特の風味があっても大丈夫ならば、黒砂糖(黒糖)の方がより精製度が低くお勧めです。)
補足:黒砂糖との違い
上記でご紹介している「古式原糖」は、黒砂糖(黒糖)とは異なるものになります。具体的には以下のような製法上の違いがあります。
黒砂糖…サトウキビを圧搾した汁を、不純物を除去してからそのまま煮詰め固めたもの
古式原糖…サトウキビを圧搾した汁を、下処理した後に結晶させ、遠心分離機にかけて「糖蜜」を分離させてその「糖蜜」を取り除き、それ(原料糖)を溶解させてろ過し、鉄釜で煮詰め撹拌しながら自然に乾燥させたもの
つまり「糖蜜」(黒くどろどろした液体)が含まれているのが「黒砂糖」、取り除かれているのが「古式原糖」ということになります。
糖蜜にはカルシウムや鉄分などの栄養素が含まれていますから、より栄養価の高い糖類が良いならば黒砂糖(黒糖)がお勧めですが、黒砂糖には独特の香りや味わいがありますから、その影響を料理に及ぼしたくない場合の選択肢として、「古式原糖」はイチオシです。