東京で一人暮らししている妹は、激務のパティシエ。
朝の五時半に起きて出勤し、帰ってくるのは夜の十時近く。職人の世界だからこのくらい厳しいのは仕方ないのかもしれないが、それにしても余裕がなさすぎる。
料理好きで、学生時代は毎日手作りの弁当を持参していたほどだったのに、今では玄米を水に浸けることすらできないほどの疲労困憊ぶり。
「慢性の睡眠不足。疲れが取れない。毎日、疲れを紛らわすために、インスタントコーヒーをブラックで飲んでいる」と、たまの電話で言っているのを聞き、心配はしていたのだが。
ついにその心配は現実のものとなってしまった。
その日、妹は朝から具合が悪く、歩くたびに涙が出そうになるくらい辛かったという。絶え間ない吐き気をこらえ、なんとか家に帰り着いて間もなく、トイレで嘔吐してしまったのだ。
休みを三日間取って寝込んでいる妹から連絡が来て、私と母は大騒ぎになってしまった。
吐いたなんてエライことになった。大変だ大変だ、栄養をつけさせないと。
何か、調理がいらなくて体に良いものはないかと探していて見つけたのが、オーサワジャパンのレトルト惣菜!
野菜煮物に 切り干し大根の煮物、わかめ玄米おにぎりや 小豆玄米おにぎりだってある。
素材はもちろん国産、有機栽培や特別栽培のもので、調味料も自然派。まさにレトルトのマクロビオティック!
小松菜の味噌汁まであったので、それもつけて二万円分ほど買い、大量に荷物として送った。後日、妹から「ありがとうございます。これでしばらくは健康に生きていけます」とメールが来た。オーサワジャパンの食事をありがたく食べ、体調も回復したようだ。
気力が戻り、部屋の掃除までしたという。
妹のように、自炊が困難な環境にある人間にとって、レトルトのマクロビオティック惣菜はなんてありがたいのだろう。
オーサワジャパンよ、桜沢如一氏の名を冠したオーサワジャパンよ。
ありがとう! 後光が差して見えるよ!
主食もおかずも汁物も用意してくれて、なんて細やかな気配りなんだ。
現代人の救世主! よっ! オーサワジャパン!
「病気で死ぬ人をなくしたい」。桜沢氏の思いは、確実に今にまで生き、妹を救った。
お会いしたことはないけれど、桜沢先生。あなたの笑顔が、目の前に見えるような気がします。