2008年1月。マクロビオティック開始から9ヶ月。
↑干し芋、三年番茶(2008.1.16)
食事は「おにぎり・ごぼう汁定食」、おやつは「干し芋や干し柿」という、ストイックな生活が続いていた。
干し芋でストイックさを保っていたが
どうしても我慢できないときだけスナック菓子やフライドチキンを食べたりしたが、それでも頻度は週に一度ほどにまで減り、白砂糖のお菓子は厳密に避けていた。
一日ストイックでいられたら、「さあ、あと何日ストイックでいられるか!」と、白砂糖もジャンクフードも食べずにいられた日を数え、記録更新に挑戦したりしていた。
干し芋を大量に食べて小腹を満たすことでストイックな日々の記録が延び、二週間超えを達成した頃。
干し芋にくっついて銀歯が外れてしまった。
歯医者嫌いの私、大ショックである。
青ざめ、生きた心地もしなくなり、ぱたりと干し芋を食べなくなった。
銀歯を元の位置にはめ、そのまま三週間過ごすが、食事のたびに何度も外れる。勇気を奮い立たせて歯医者に行き、治療したが、銀歯が外れたのは干し芋にくっついたからというよりは銀歯の下が虫歯になっていて外れやすくなっていたからだった。
つまり二次カリエスというやつだ。初体験だったため、以来、「虫歯の恐怖」に怯えるようになる。
また、どこかの銀歯が外れたらどうしよう? 虫歯怖い!
虫歯になりたくないという理由で、ますます白砂糖を避けるようになる。これはマクロビオティック的には不幸中の幸いと言うべきか……。
そして生理は先月からずっと来ていなかった。生理のない日が60日を突破した時点で、もうこれ以上気にするのはやめようとカレンダーをチェックしなくなった。
どうしたんだろう? 下腹部をさすりながら、「マクロビオティックが関係しているかもしれない」と思った。
けれど体調は良かったのだ。間違いがあるとは思えない。何か知らないけれど、きっと体の中で良いことが起こっているんだ。