一食分につき何グラムの玄米ご飯を食べるべきか知りたい方もいらっしゃるようなので、私の場合を書いてみる。
私が一食で食べる玄米ご飯は、200~230グラムである。
久司道夫氏によれば、穀物(主食)の量は『重さで全体の約半量(50%)、かさで1/3(33%)』(*1)にすると良いとのことだ。
私の「玄米ご飯200~230グラム」というのは、日によってばらつきはあるが、平均すれば大体久司道夫氏のおっしゃる基準内に入ってくると思う。
7号食実践から導き出す
だが、最初から基準内におさめようと計算して狙ったのではない。
一日中、玄米ご飯と少ない副食(梅干しやたくあん)で過ごすという、修行のような7号食の実践を通してわかった、自分なりの適量だ。
適量がわかるまで、試行錯誤した。150グラムを二回に分けて食べてみたり、一度に300グラム食べたり。
150グラムでは少なすぎたし、300グラムでは多すぎた。
きちんとお腹が満たされ、かつ、消化もスムーズに進む量を探っているうちに、現在の200~230グラムにたどり着いた。
玄米ご飯が主役
マクロビオティックを学ぶまで、主食の量は少なかった。150~180グラムだったと思う。「おかずで栄養を摂り、ご飯は口をさっぱりさせるためのもの、ついでにエネルギー補給」……ぐらいの感じでとらえていた。
今は完全に、自分の中で「玄米ご飯」が主役である。玄米ご飯で主たる栄養を摂り、足りない分をおかずで補う。
玄米ご飯は、つき合えばつき合うほど優秀な食べ物である。有機栽培玄米さえ食べ続けられるのなら、私の人生成功だと思えるくらいだ。
個人によって適量は異なるだろうが、ぜひ自分の胃にマッチする量の玄米ご飯を、心ゆくまで食べていただきたい。
上記、2009年の時点では「200~230グラム」食べていた玄米ご飯だが、現在は一食につき「100グラム」である。
マクロビオティック実践時は主食でメインの栄養を摂る考え方だったが、マクロビオティック卒業後はおかずが増え、その分、玄米ご飯の量が減った。
おかず(野菜)の摂取量が増えて、これはこれでまあ良いかなと思っている。
しばらくは「玄米ご飯100グラム」が続きそうである。