ゼン・マクロビオティック
理論と実践が網羅されていてわかりやすく、かつ、哲学的面白さもあります。マクロビオティックを学ぶなら何はなくともこの一冊は持っていた方が良いです。
マクロビオティック創始者、桜沢如一氏の著作を読んだ感想です。
理論と実践が網羅されていてわかりやすく、かつ、哲学的面白さもあります。マクロビオティックを学ぶなら何はなくともこの一冊は持っていた方が良いです。
マクロビオティックの基本となっている「無双原理」が、易や分光学の観点から学術的に解説されています。
無双原理哲学を宇宙からの壮大な視点で解き明かした一冊です。マクロビオティックを根っこから理解したい人向き。
マクロビオティック(食養)が無味乾燥な戒律ではないということがはっきりと書かれています。ユーモアにあふれていて、思わず笑ってしまいます。
集中して、一行ずつじっくりじっくり楽しめます。大事なエッセンスが網羅されており、ページ数が多い分それについての解説も長く、理解の手助けになります。
マクロビオティックを実践する中で犯してしまう間違い(食欲を抑えられず甘い物を食べたり)を肯定してくれ、気が楽になります。
多大なる陰(苦労)を背負ったとしても、逆にそれが陽になるのだから、陰は怖くない。いや、むしろ陰よ来たれ。そんな風に、人生に対し強気になれる一冊です。
桜沢氏が提唱してきた「健康の六大条件」に、新たに加わった条件「ケッシテうそをつかない」=「正義」について主に語られています
他人の判断や見解に頼ることなくマクロビオティックの原理を自分自身で学び、体得していくことの大事さが説かれています。
「胃腸病」、「心臓病」、「腎臓病」、「脳溢血」など、120項目に渡る病気の、食物による対症療法が説明されています。具体的な「食物療法用品」(番茶、ゴマ塩、芋パスター等)の解説や作り方、効能も載せられているので、実用的です。
陰とは何か、陽とは何かという、マクロビオティックを実践する上で最も大切な「物事(食物を含め)をすべて陰陽で判断する方法」が説かれた本です。易しい言葉で、エッセンスのすべてが書かれています。
マクロビオティックに生きる柔道の精神について書かれています。とても霊的真理に満ちた内容で驚きました。マクロビオティックの奥に、こんなスピリチュアルな世界が隠されていたなんて!
伝教という仏僧の生き方に感動した桜沢氏が、今のままではダメだ、もっと頑張らなくてはと自分や読者を叱咤激励します。他、桜沢氏からの手紙、マクロビオティックから見た発生学について。
「マクロビオティック羅針盤」運営者の遠藤です。
当サイトでは、マクロビオティックを初歩からQ&A形式で解説しています。
マクロビオティック的に最もお勧めしたい献立「おにぎり・ごぼう汁定食」について「栄養学からも検証済み! 失敗しないマクロビオティック献立は?」で解説しています。
他に、メインブログとして「健康探究ブログ」を運営していますのでよろしければ遊びにいらしてください。
北海道旭川市在住。お茶の水女子大学卒業。
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