無双原理・易
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「無双原理・易」を読んだ感想
マクロビオティックの基本となっている「無双原理」が、易や分光学の観点から学術的に解説されています。
マクロビオティックを実践しているうちに「何が陰で何が陽で、一体何を食べれば良いのか」とわからなくなることがあると思いますが、そんなときにこの本で「無双原理」を学べば、食物に限らずすべてのものを自分の力で「陰・陽」に分けて考えることができると思います。
一番わかりやすい公式が、『K/Naが5以上のものを陰性、K/Naが5以下のものを陽性とする』(p.80)というものです(Kはカリウム、Naはナトリウム)。この指標さえあれば、食品成分表を見て陰陽の過多を調べることができます。
陰陽分類表(p.87)も載っており、それに当てはめれば色や形、味、固さ、音の高低などから陰陽を判断しやすくなります。
無双原理を化学や科学に応用し、通常の化学(科学)式を無双原理的に解き直してみせている箇所(数式、化学式が出てきます)もあり、無双原理の応用範囲の広さに驚かされます。
読んでいて、非常に精神が解放される感覚を味わいました。高度で難解ですが、くじけずにじっくりと考えながら読んでいくと無双原理のおもしろさがじわじわと身にしみてきます。マクロビオティックというものが単なる食事方法ではない深遠な真理なのだということがわかります。マクロビオティックの料理は、料理という形をとった「真理」そのものなのだなと了解し、感動しました。
『健康とは自然状態であり、不健康とは非自然状態である』(p.151)『われわれは、不自然な状態を作りだすためにこそ積極的な努力が必要なのであって、自然に返るためには単に不自然な生活をやめさえすればよいのである』(p.188)という箇所には納得させられるものがありました。マクロビオティックは確かにシンプルでとても素朴、無理のない自然なものです。
「マクロビオティック」というものの本質に触れられ、底なしの魅力を知った一冊となりました。
マクロビオティックを実践しているうちに「何が陰で何が陽で、一体何を食べれば良いのか」とわからなくなることがあると思いますが、そんなときにこの本で「無双原理」を学べば、食物に限らずすべてのものを自分の力で「陰・陽」に分けて考えることができると思います。
一番わかりやすい公式が、『K/Naが5以上のものを陰性、K/Naが5以下のものを陽性とする』(p.80)というものです(Kはカリウム、Naはナトリウム)。この指標さえあれば、食品成分表を見て陰陽の過多を調べることができます。
陰陽分類表(p.87)も載っており、それに当てはめれば色や形、味、固さ、音の高低などから陰陽を判断しやすくなります。
無双原理を化学や科学に応用し、通常の化学(科学)式を無双原理的に解き直してみせている箇所(数式、化学式が出てきます)もあり、無双原理の応用範囲の広さに驚かされます。
読んでいて、非常に精神が解放される感覚を味わいました。高度で難解ですが、くじけずにじっくりと考えながら読んでいくと無双原理のおもしろさがじわじわと身にしみてきます。マクロビオティックというものが単なる食事方法ではない深遠な真理なのだということがわかります。マクロビオティックの料理は、料理という形をとった「真理」そのものなのだなと了解し、感動しました。
『健康とは自然状態であり、不健康とは非自然状態である』(p.151)『われわれは、不自然な状態を作りだすためにこそ積極的な努力が必要なのであって、自然に返るためには単に不自然な生活をやめさえすればよいのである』(p.188)という箇所には納得させられるものがありました。マクロビオティックは確かにシンプルでとても素朴、無理のない自然なものです。
「マクロビオティック」というものの本質に触れられ、底なしの魅力を知った一冊となりました。
(2008.6.10)