「玄米・ごぼう汁基本食」は一日に一食必ず食べなければいけないので、準備があまりに大変だと続けられません。
そこで、作り置きを基本にすることをおすすめします。
ごぼう汁、ゆで小松菜の作り置き
「玄米・ごぼう汁基本食」に必須のごぼう汁は、味噌を入れる直前の段階のものを鍋にたっぷり作ったあと、鍋ごと水につけたりフタの上に保冷剤を載せるなどしてなるべく早く冷まし、冷蔵庫に入れると、3~4日はもちます。
味噌で味付けした状態のものを冷蔵保存しても良いですが、その場合、日が経つにつれやや味噌の風味が落ちるので、新鮮な美味しさを味わうために味噌は食べる直前に加えることをおすすめしています。
(↓私が使っている鍋は3Lのものです。冷蔵庫に入れても邪魔にならないぎりぎりの大きさ。)
食べるときは、必要な分量だけ小鍋に移し、同じく冷蔵保存しておいた小松菜のゆでたものを加え、温め直して味噌を溶き、食卓に並べます。以下図説します。
ごぼう汁(+小松菜)の温め直し手順
1)小松菜は、一度に3束~5束ほどゆでて水にさらし、一口大に切ってから水気を切り、タッパーに入れて冷蔵庫で保存しておく。可能な限りかたく絞り、水気をなくしておくと、長期間もつ。下にクッキングペーパーを敷くと、余分な水分が吸い取られさらに良い。↓
2)大鍋に冷蔵保存していたごぼう汁を、食べる分だけ小鍋に移す。(移したら、大鍋はすぐに冷蔵庫に戻しておく。)↓
3)小松菜(あらかじめゆでて水気を絞り冷蔵保存してあったもの)を加え、フタをして煮る。↓
4)具が十分に温まったらフタを取り、味噌を溶き入れる。↓
5)器によそって完成。
玄米ご飯の作り置き
「玄米・ごぼう汁基本食」の主食となる玄米ご飯は、一度にたくさん(五合ほど)炊いて、すぐに一食分ずつ(私の場合120~130g)ラップにくるみ、フリーザーバッグに入れてから冷凍します。
(玄米ご飯は、アサヒ軽金属の「ゼロ活力なべ(圧力鍋)」で炊いています。↓)
1)一食分ずつラップでくるむ。↓
2)フリーザーバッグ(サイズはLを推奨)に入れて冷凍。↓
食べる直前に電子レンジで加熱(120g程度のご飯だんごの場合、500wで2分20秒ほど)するだけで、玄米ご飯の準備も完了です。
以上、見てきたように、「ごぼう汁」「ゆで小松菜」「玄米ご飯」の作り置きを利用すれば、「玄米・ごぼう汁基本食」を手早く準備できて、続けやすくなります。
次項:食材の選び方
次項『「玄米・ごぼう汁基本食」の食材(野菜・米・調味料)の選び方は?』では、「玄米・ごぼう汁基本食」における安全な食材の選び方を説明します。