イルコーヴォ
2012年9月、美瑛の山中にオープンしたピザ屋イルコーヴォ。
営業時間内でも生地が売り切れ次第閉店してしまうとのことだったので、間違いなく食べられるよう、予約して行きました(14:00に二名)。
↑緑がいっぱいの中にたたずむ、素敵なログハウス風の建物。オーナーの自宅を改装して店舗にしたのだそうです。
スリッパに履き替えて
↑入り口で靴を脱ぎ、スリッパに履き替え、食事スペースのある二階へ。
↑二階へ上がると、大きな窓から紅葉した木々が見えます。
↑店に到着した時点で私たち以外にお客さんがいなかったので、奥のテーブル(四人席)に通してもらえました。
ピッツァorピッツァセット
↑メニューはこちら。「ピッツァ」のみか、「ピッツァセット(ピッツァ+サラダ+ドリンク)」から選びます。セットの「サラダ」は、寒い時期は「スープ」になります。この日(10月)は「スープ」になるとのことでした。
↑ピザはこちらのボードの内容から決めます。私たちは一番オーソドックスな「マルゲリータ」を注文。そこに、スープだけつけることはできるかと聞くと「ピザの料金に150円追加で可能」とのことで、そうしていただくことにしました。
↑飲み物は「水」で……。
↑ピザのできあがりを待ちます。奥はオープンキッチンで、ご主人がピザの仕込み中。ご主人の後ろに見えるのがピザを焼くオーブンです。電気式で、500度以上の高温で焼けるものなのだそうです。一枚ずつしか焼けないので同時に二枚以上の提供はできないとのことでした。
マルゲリータ
↑マルゲリータ到着! さっそくいただきます!
うん、トマトソースがたっぷり塗られたピザは、熱々モチモチでとても美味しい! 美瑛で美瑛産小麦のピザを食べられる贅沢を満喫できるのが嬉しい!
チーズは北海道白糠町(しらぬかちょう)にある白糠酪恵舎(しらぬからくけいしゃ)のもの。このチーズも、脂っぽくないのにコクがあって美味しいです。
トマトソースのトマトはイタリア産のものを使っているとのことでした。ピザソースにするにはイタリア産トマトが適しているのだそうです。旨みがありました。
↑テーブルには唐辛子が漬け込まれたオリーブオイルが置かれているので、お好みでかけることもできます。
ミネストローネ
↑150円追加で付け足してもらったスープがこちら。色々野菜のミネストローネです。じっくり煮込まれた野菜がトロトロになっていて、胃に優しく染みました。
↑そして、行ったのがオープン間もない頃だったので、開店記念ということで自家製パンナコッタをサービスでいただくことができました。モチモチした杏仁豆腐のような味わいで美味しかったです!
持ち帰りピザ
↑そしてピザを食べ終えて。せっかくここまで来たので、おみやげにマルゲリータを一枚持ち帰ることにしました。箱代100円は別途です。
↑帰宅してからオーブンで温めて食べました。……やっぱり、できたてとはほど遠い……(笑)。ピザは焼きたてをその場で食べるのが一番ですね。
家具や食器など、オシャレでこだわりが感じられる店内です。靴を脱ぎ、スリッパで、自宅のようなくつろぎ感で食事できます。
旭川・美瑛・富良野地区で美味しいナポリピザが食べたいということならここを一番にお勧めします。
贅沢を言わせてもらうのならば、「ピッツァセット」に、「サラダ(orスープ)+ピッツァ」(ドリンクなし)というものを入れてほしいです。今回は個人的に希望を出してそのような形にしていただきましたが、定番にしてもらえるともっと頼みやすいし……。または、サラダ(orスープ)だけ別に頼めるようにしてもらいたいです。
営業時期や営業時間があまりきちっと定まっていないお店なので、事前に公式サイトで確認し、予約を入れて行った方が良いです。
【2023年追記】
上述しましたが、2023年現在、イルコーヴォは宿泊棟のみの営業で、ピザ屋(ピッツェリア)のみの営業は行っていないそうです(詳しくは公式Facebookのお知らせ参照)。
ただ、ピザは、宿泊客に出される夕食の一部として提供されている他、冷凍のものが「セブンイレブン上川美瑛店」で数量限定販売されているそうなので、イルコーヴォのピザを味わいたい方はそれらの方法を検討してみてください。